農業環境工学関連5学会2018年合同大会

OS(オーガナイズドセッション)

OSの一覧


<OS - 1> 農業における粒状体のモデリングと解析手法(MAGMA: Modeling and Analyzing method for Granular Media in Agriculture)


◆セッションの内容
ほ場の土や農産物などの粒状体的挙動に着目し,各種機械・装置・施設における設計の高度化や最適化を目標とした実験的,理論的,計算力学的な基礎ならびに応用研究の最新の成果についての情報交換や討論を行う.
◆オーガナイザー;農業食料工学会
中嶋 洋(京都大), 坂口栄一郎(東京農大), 岡安崇史(九州大), 田中宏明(農研機構)

<OS - 2> 水産業のためのセンシングと情報化(Sensing technology and Informatization for fisheries)


◆セッションの内容
持続的な漁業を行うための適切な資源管理,効率的な漁業を行うための漁況予測や魚群推定,生産性が高く環境負荷の小さい養殖生産,安心安全な水産物の提供と高付加価値化などを実現するために,水産業におけるセンシングと情報化技術はますます重要になっている。本OSでは,これらに関わる研究発表を広く募集し,情報交換と討論を行なう。
◆オーガナイザー;農業食料工学会
椎木友朗(水産大)、山下光司(三重大)、近藤直(京大)

<OS - 3> 畜産の情報化(Informatization in Livestock)


◆セッションの内容
畜産業においては,給餌が収量,品質,さらには収入に関わる最も重要な作業であり,酪農,肥育,養豚,養鶏等において正確に対象物を計測した上でその最適化を図る必要がある。本セッションでは,畜産現場における情報化に関わる発表を幅広く応募する。
◆オーガナイザー;農業食料工学会
近藤直(京大)

<OS - 4> 養豚現場に資する国産技術(Japanese-made pig farming technologies)


◆セッションの内容
日本の養豚農家は,規模拡大・機械化が進んでいる一方,飼養管理技術の多くは輸入技術に頼っているのが現状です。?本OSでは,我が国で開発している技術の紹介・討議を通して,OS参加者とともにこれからの養豚技術の展開を考える機会にしたいと思います。民間の技術者の方からの発表も歓迎いたします。
◆オーガナイザー;農業食料工学会
小島陽一郎(農研機構),中久保亮(農研機構)

<OS - 5> IT・メカトロニクス部会」主催
農業機械の自動化・ロボット化技術(Automation & Robotics for Agricultural Machinery)


◆セッションの内容
本セッションでは,農業生産における労働力不足を補うと共に農作業の省力化と低コスト化に向けて,農業機械の自動化・ロボット化,施設内での自動化装置等に関する研究開発に関係する研究は票を広く募集する。
◆オーガナイザー;農業食料工学会
飯田訓久(京大)

<OS - 6> 農業用小型ロボットの可能性(Possibility of small robots in agriculture)


◆セッションの内容
ロボット革命は成長戦略の柱として位置づけられている。近年ではトラコンタ作業の無人化を実現し、大規模経営を支える技術として期待されている。一方、小型ロボットについても農業分野のみならず多くの試みがなされているが、それらは農業を支える技術となりうるのであろうか?本セッションを通じて議論できればと思う。
◆オーガナイザー;農業食料工学会
帖佐直(東京農工大学)

<OS - 7> 農作業の事故実態の解明と安全性・快適性向上への取り組み(Elucidation of accidents in farming work and efforts on safety and comfort)


◆セッションの内容
農業農村環境および農業機械利用における農作業事故の低減を図り,安全性・快適性の向上を目的として,事故発生の現状分析と実態解明,諸課題に対応した基礎研究や実用技術,今後の取り組みなどについて,講演と総合的な議論を行います。
◆オーガナイザー;農業食料工学会
松井正実(宇都宮大)

<OS - 8> 食品の数値的可視化(Visualization of food by numerical simulation)


◆セッションの内容
食品はその性質上、内部の詳細を実験で観察することは難しい。 一方で、数値シミュレーションを利用すれば内部の詳細を多点同時に可視化できると考えられる。本OSでは、食品の内部状態を数値計算を利用して可視化する講演を広く募集し、食品科学への数値シミュレーションの応用展開を図るための活発な議論を行う。
◆オーガナイザー;農業食料工学会
村松良樹(東京農業大学),橋口真宜(計測エンジニアリングシステム(株))

<OS - 9> 食を支える最新ポストハーベスト技術と今後の展開(Advanced and future postharvest technologies for improving food quality and safety )


◆セッションの内容
本OSでは、食の品質と安全を支える技術や付加価値を生み出す技術等、ポストハーベスト工学に関連する最新の研究成果を幅広く募集します。研究成果の発表を通じて、各々の最新要素技術に関する情報を共有するとともに、参加者同士の議論によって今後の展開の方向性を探ることを目的とします。
◆オーガナイザー;農業食料工学会
田中史彦(九州大、本年度代表者)
小川幸春(千葉大)、折笠貴寛(岩手大)、小関成樹(北海道大)、黒木信一郎(神戸大)

<OS - 10> 食料・食品工学部会主催
地域生物資源の6次産業化技術/ Technology for primary producer's diversification into processing and distribution (sixth sector industrialization) of regional biological resources


◆セッションの内容
農産物からバイオマスまで,地域の生物資源を活用した6次産業化技術を念頭におきながら,それらの商品化・資源化・起業化につながる独創的かつ持続的な基礎研究・実用技術などを討議する。特に,各地の生物資源にスポットを当てた関連団体との活発な議論も企画する。
◆オーガナイザー;農業食料工学会
梅津一孝(帯畜大),小出章二(岩手大),北村豊(筑波大),村松良樹(東京農大),大橋慎太郎(新潟大),西津貴久(岐阜大),井原一高(神戸大・エリアホスト),田中宗浩(佐賀大)

<OS - 11> 植物工場(Plant factory)


◆セッションの内容
植物工場の生産、加工、流通、販売等に関連する技術・戦略について幅広く 講演を募集します。
◆オーガナイザー;農業食料工学会
伊藤博通(神戸大)

<OS - 12> 畜産における環境と家畜飼養管理


◆セッションの内容
悪臭、暑熱、防疫等の畜産を取り巻く課題の現状、それらの対策技術やICT等を活用した飼養管理技術について研究発表と討議をする。畜産の課題への対策技術の未来展望や未来型畜産の生産方式についてフリーディスカッションをする。
◆オーガナイザー;農業施設学会
池口厚男(宇都宮大)

<OS - 13> 海外で学ぶ農業施設


◆セッションの内容
若手研究者が、参考となるような留学や海外調査などの事例を経験をもとに紹介し、将来に向けて農業施設研究の国際的な展開をはかる。
◆オーガナイザー;農業施設学会
金井源太(農研機構)

<OS - 14> 都市圏におけるこれからの農業(Perspectives of agriculture in urban areas )


◆セッションの内容
スマート農業の展開と方向、政策面から見た新たな都市農業の在り方、施設型農業の都市域内への実装、物質循環・エネルギー生産の付加価値創造を目指した都市圏での農業、エネルギー低消費型農業、ソーラーシェアリング、都市域における環境保全・減災・安全の観点から見た農業等について議論する。
◆オーガナイザー;日本農業気象学会、生態工学会共同開催
北宅善昭(大阪府立大),荊木康臣(山口大学)

<OS - 15> 高精度[生育+労務+環境]情報を用いた太陽光植物工場における農作物生産(Agricultural production in greenhouse with high-resolution information on growth, environment and labor management)


◆セッションの内容
近年のIoT技術の飛躍的発展により、太陽光植物工場における高時間分解・高空間分解の環境情報や労務情報の取得が可能になっただけでなく、植物生体情報(生育情報)の取得も可能になりつつある。本OSでは、太陽光植物工場における高精度[生育+労務+環境]情報の取得と活用に関する研究開発の現状と展望について報告する。
◆オーガナイザー;農業情報学会
高山弘太郎(愛媛大)

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